キャンプオンパレード製斧『焚刀(タクト)』セミオーダーで自分好みの世界に一本だけの斧!

2021年6月15日

どうも、年2回のペースで店員に間違えられる(なんで???)カノカン⁺(@shinjuku-camper)です。

今回はペトロマックスの真鍮ノズルでもお世話になった、キャンプオンパレードから斧「焚刀(タクト)」販売のお話です。

今から遡ること約5ヵ月。

キャンプオンパレードから斧が発売されるという情報を耳にしました。

詳しく調べてみると、見た目のカッコ良さも去ることながら、そのこだわりに「ほしい欲」が止まらず、発売日当日に早速購入手続きをしてみるも、人数オーバーで抽選になることに。

しかしながら、毎度の如く抽選は外れる訳で「まぁそうなるよなぁ」と肩をなでおろしていた所、なんとお店から「ゴールデンウィークまでのお届けであれば、承ることが可能でございます。」とのメールが。

フジカ・ハイペットで13ヵ月待った私にとって、3か月待ちはそう遠くはない話「待ちます!」と返信し、そのままお願いすることに。

その後、コロナ禍な影響もあり少し予定が遅れるも、先日ついに我が家にやってまいりました。

「焚刀(タクト)」のこだわり!

刃は日本刀と同じ作り方

一つ目のポイントは産地

土佐刃物。土佐の斧鍛冶の手により、自由鍛造と言われる日本刀と同じ作り方で生まれます。

二つ目のポイントは刃の形状

和斧の切れ味・耐久性と、洋斧の広葉樹も裂ける強さを兼ね備えた刃。土佐の自由鍛造だからこ出来た、和斧だけど太い刃、洋斧と比べると切れ味はいい。正に和斧と洋斧の良いとこどりを実現した刃。

柄は耐久性の高いオリーブの木

柄は硬く耐久性の高いオリーブを使います。

そのオリーブの木もコンテストで1位を取るほど有名な農園のオリーブを使用。

既存の斧にオリーブの柄は存在しません。その理由は、一つ一つ枝をみて削り出していく必要があり、大変手間がかかる作業だからです。

最後は漆作家の方が、一つずつ重量バランスを見ながら漆で綺麗に仕上げていきます。

レザーカバー

キャンプオンパレード工房が、栃木レザーで刃の微妙に異なる形をみながら、一つ一つ丁寧に作り上げ、キャンプオンパレードのロゴを刻印します。

*公式HPの方で、より詳しい拘りが見れます。気になる方はこちらから→CAMP on PARADE公式サイト

セミオーダーメイドな斧

自分だけの斧をセミオーダー出来ます。この工程もワクワク度が増しますね。

①柄の長さ。

使い方、習熟度に応じて、3種類の長さが選べます。

  • 小型斧(最も長い):枝払いから薪割り、彫刻までに使える上級者向けサイズ。
  • 片手斧(中ぐらい):薪割をメインにバランスの良い初心者から中級者向けのサイズ。
  • マスコット斧(コンパクト):手にフィットし、薪割りやナイフ代わりとしても使えるサイズ。
②漆仕上げ

頑丈なオリーブを、さらに耐久性を高め、美しさを引き出すために漆で仕上げます。漆の濃さを3種類から選べます。

  • 濃いめ
  • 薄め
  • 自然な気の感じ
③革カバー

刃を守る革の色を3種類から選べます。

  • ネイビー
  • アーミーグリーン
④利き手

右利きか左利きの指定ができます。

バリエーションは全部で54種類存在します。さらに柄の形状で希望、要望があれば聞いてくれます。

私は①片手斧、②漆濃いめ、③カバー黒、④右利きで注文しました。

そうして完成された斧がこちら↓↓↓↓

世界に一本だけの斧『焚刀(タクト)』

焚き火のための斧「焚刀(タクト)」

またキャンプオンパレード製薪ストーブ「ファイヤーオーケストラ」を指揮する指揮棒=タクトという意味も込められています。

オリーブの木の食器はよく見かけますが、柄に使用するのは面白い試みですね。

斧を握った時にオリーブの柄の頑丈さや重厚感が伝わってきます。

刃を固定する楔(くさび)も一般的には木が多いようですが、オリーブの木が非常に硬いため、木の楔だと負けてしまうので鉄の楔を使用とのこと。

楔を打った場所に割れが生じるのは一般的な楔の打ち方ではあるようです。

気になる販売価格は22,000円(税抜き)です。

一般的な斧と比べると値は張りますが、セミオーダーでこれだけの拘りを考えれば決して高くないようにも感じます。

メンテナンスサービス

有料ですがメンテナンスサービスがあります。

1、柄

 削れてしまった、割れてしまった場合には、可能な限りの修復してくれます。柄の状況により見積も変わるようですが、大体2000円~8000円程度だそうです。

2,刃

 砥石などで磨いて自分でメンテナンスも可能ですが、磨き直してもらう事もできます。1回3500円(税・送料別)になります。

詳しくは直接お店に聞いてみて下さい。

おわりに

今回はキャンプオンパレードの焚き火のための斧「焚刀(タクト)」のご紹介でした。

全てハンドメイトセミオーダーなので、同じ形の物は二つとない自分だけの斧が作れます。

長く使う上でメンテナスサービスがあるのも安心材料ですよね。

使い勝手や切れ味も気になる所なので、また焚き火ができる頃、実際の使用感等もレビューできればと思います。

気になる方はHPをチェックしてみて下さい→CAMP on PARADE公式サイト

アメリカの田舎のダイナーでジャンクフード食べながらコーヒー3杯位おかわりしてみたいですよね?

それではまた~。

薪割の時は丸太があると便利です。

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