コールマン・シングルバーナー『Modle 400 Peak1(ピークワン)』レビュー!

2021年3月1日

どうも、息子君の影響で初めてポケモンに手を出し始めたカノカン(@sinjuku-camper)です。

コールマンのガソリンランタンやガソリンバーナーは何とも言えない魅力がありますよね。

今回は私のコレクションでもあり、現役バリバリに使えるコールマンのシングルバーナー「Coleman Model 400 peak1(ピークワン)」をご紹介したいと思います。

3年位前にヤフオクで見つけて、比較的綺麗で調子が良さそうだったので購入したものです。ガソリンバーナーはガスバーナー程の手軽さはないものの、慣れてしまえばその少しの手間さえ楽しく感じられるとっても魅力あるバーナーなので、是非おすすめしたいギアです。

Coleman 「Model 400 Peak1(ピークワン)」とは?

コールマンはランタンだけでなくシングルバーナーの歴史も長く、1940年頃、約80年前にスピードスターという全身クロームメッキのシングルバーナから始まりました。

その後、何度もモデルチェンジを繰り返し1979年~1984年に発売されたのが、今回ご紹介する「Model 400 Peak1」です。初期型と後期型の違いは張られているステッカーだけですが、巷では初期型の方が高値で取引されています。

1984年以降は「Model 400A Peak1」が発売され、タンクが黒色に変更されたり、ゴトクの形状が変更されたりとマイナーチェンジしましたが、今でも圧倒的人気があるのはタンクが茶色の「Model 400 Peak1」になり、私もそれに魅せられた一人ということになりますね。

コールマン『Modle 400 Peak1(ピークワン)』レビュー

まずは収納ケースからになります。

今では珍しいアルミケースになります。

多少凹みありますが、まぁ味ですねぇ。

蓋を開けるとすっぽりピークワンが収まっています。

中には取手も一緒に収納されていて、アルミケースをケトルや鍋代わりに使用でき、お湯を沸かしたりご飯を炊いたりできます。

私は使った事はないですけど、アルミ製なのでメスティンと同じように米が美味しく炊けるのではないでしょうか?

79年12月製。およそ42年前の初期型タイプになります。

残念ながらバースデーバーナーではありません。

ゴトク部分。

先が波型になっているのもモデル400ピークワンの特徴です。

ポンピング部分。

ここは今も昔も変わらない作りです。

点火・消火を行う燃料レバー。

現行のシングルバーナーだとこの赤レバーで火力調整も行います。

ピークワンの人気の理由の一つがこの黒レバー。

黒レバーで火力調整ができ、極とろ火も可能で美味しく米が炊けます。

コールマンの現行バーナーにはこのレバーはありません。

火力調整はできますが、とろ火・極とろ火を維持するのは難しいと思います。

点火方法

まずは燃料を入れます

ホワイトガソリンを入れていきます。

フューエルファネルはほぼ必須アイテムだと言えますね。

燃料が8割程入るとそれ以上は入らない仕組みになっていて非常に便利。

注ぎ口が上にくるように注ぐことで燃料がこぼれにくくなります。

燃料が入らなくなったら最後にフューエルフェネルを少しだけ上げると空気と一緒に残りの燃料も入っていきます。

ポイント

燃料の入れ過ぎには気を付けましょう

まずはお馴染みのポンピングから

燃料を入れ終えたらポンピングしていきます。

ガソリンランタンと同じですね。

ポンピングの止め時は感覚です。

そこまでシビアに考えなくていいですが、抵抗が出てきて「もう空気入らなそうだなぁ」と感じたら一旦終了。

火力調整レバーを「HI」へ

火力調整ができる黒レバーを「LO」から「HI」にします。

点火

ライターをバーナーへ近づけます。

赤レバーを半時計周りに回していきます。「スゥーーー」というガスの音が聞こえ始めたら点火するまで待ちます。点火まで1~2秒まで掛かる場合もあります。

注意

先にライターの火を付けてから赤レバーを回してガスを出しましょう

点火したら追加ポンピング

点火直後は安定してない赤火の状態なので、すぐに追加ポンピングをします。

プレヒートをする

十分に追加ポンピングした後は、青火を維持しながらプレヒート(ジェネレーターを暖める)します。

プレヒートが終わるまでは赤レバーは全開にはしません。

赤レバーを全開に

赤火にならないように様子を見ながら赤レバーをゆっくり開けて全開にします。

赤火になってしまう場合は、プレヒートが足りないか、ポンピングが足りないかです。

赤レバー全開で青火が維持できれば点火成功です。

点火後の赤レバーは消火する時まで全開を維持します。

火力調整

火力調整は黒レバーでします。

「LO」から「HI」まで自由に火力調整できます。

黒レバーを最弱にすれば、こんな極とろ火も可能。

ここまでの火力調整は現行のコールマンシングルバーナーでは難しいのではないでしょうか?

このまま燃料がある限りずーーっと燃え続けます。

消火

燃料レバーをOFFにします。

ジェネレーター内の燃料が燃え尽きるまではしばらく燃え続けます。

注意

消火後は十分に冷めるまで子供の手の届かない所に置きましょう。

オプション追加で小型ヒーターに変身

遠赤ヒーターアタッチメントを使えば小型のヒーターになります。

これは現行の物でも使えるので簡単に手に入ります。

取り付けは簡単

上に乗せるだけの簡単セッティング。

ゴトクの凸とアタッチメントの凹を合わせて下さい。

想像以上の暖かさ

2~3分で真っ赤っかです。

小さいですが想像以上に暖かいです。冬場の冷える足元に置くには丁度いいサイズです。

アタッチメントの上にシェラカップを乗れば冷めたコーヒーやスープを温めることもできて便利ですね。

おわりに

燃料がガソリンなので少しハードルが上がってしまいますが、私の中では「買って良かったキャンプギア歴代best5」に入る位お気に入りのギアです。

まだまだこれから後40年は使いたい物。

将来的には息子君に譲りたいですが、今その話をすると

「俺そんな鉄クズよりポケモンほしいなぁ」

と言われるので、この鉄クズの魅力が分かるにはまだまだ早いお年頃ですか。

ヴィンテージ物なので年々玉数も減り、少しづつ値上がりしていくのが予想されるので、欲しい方は早めにゲットした方がいいかもしれません。

冬場の低反発枕ってカッチカチやぞ!ゾックゾクするやろ!

それではまた~。

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