「あほたほいんはぬいひたみとり」
子供の頃、本屋で立ち読みし、忘れまいと念仏のように唱えながら家に帰った、ファミコンゲーム「コナミワイワイワールド」の最強パスワードを未だに忘れることができないカノカン(@shinjuku-camper)です。
ところでみなさん、写真で「いいなぁ」と思っても、実物を見ると残念な事って多くないですか?
映画は小説を超えられないように、人間の想像力を超えるのは容易なことでないのでしょう。
カメラの性能が良くなり、写真のクオリティが上がったからなのか、実物のクオリティを低く感じてしまう今日この頃。
そんな中、久々に写真の想像を超える商品に出会いました。
ここからが本題になります。
今回はランタンスタンドのお話。
元々はsanzoku mountainのランタンハンガー「shockwide」がほしくて、一昨年位からホームページを定期的にチェックしたりしてたんですが、タイミングが悪いのか、ぜ~んぜんっ手に入りませんでした。
いい加減諦めて他のものを探していた所、ガレージブランド『 llama(ラマ)のランタンスタンド』に辿り着きました。
こちらのブランド、アイアン製品を中心に、焚き火台やテーブル等、様々なキャンプギアを展開していますが、中でも私が一番気になったのか今回ご紹介する「ランタンスタンド ギミック」です。
ガレージブランド llama(ラマ)とは?
2019年の夏に誕生したキャンプギアブランドで、鍛冶職人により一つ一つハンドメイドで造られています。キャンプギア以外にも様々なアイアン製品をオーダーメイド制作してくれます。
公式ホームページはこちらから→(有)ソルイソンブラ/アイアンワークファクトリー
llama(ラマ)『ランタンスタンド ギミック』レビュー
こちらが「ランタンスタンド ギミック」です。
サイズ感がつかみ易いように、スノピのハンマー置いてみたりしました。
革紐で結ばれて到着。
洒落てますねぇ。
「ランタンスタンド ギミック」は土台になる「レッグ」と高さ調節可能な「トップ」の二つから構成されています。
(写真上)レッグL、(写真下)トップ
レッグはLサイズ(120cm)とSサイズ(60cm)が選べます。
価格は以下の通りです。
トップ | 16,500円 |
レッグL | 7,700円 |
レッグS | 5,500円 |
「レッグ」部分
「レッグ」は土台の部分で、ハンマーで打ち付けるタイプになります。
「レッグL」使用時は200m打ち込みの場合、高さ調節は1200~1600m。
「レッグS」使用時は200m打ち込みの場合、高さ調節は600~1000mになります。
設営も簡単で、「レッグ」をハンマーで地面に打ち込んだ後、「トップ」を差し込み口に刺せば完成です。
接合部も真鍮でロウ付けされていたり、「レッグ」にねじりを入れたりと、こういうひと手間が職人さんの拘りや丁寧さを感じさせます。
「トップ」部分
「トップ」の留め金には要所要所で真鍮が使われています。
黒のアイアンに金の真鍮は相性抜群ですね。
先端のランタンを掛けるフックも真鍮製です。
真鍮好きにはたまりません。
「トップ」は真鍮ビスで止める穴を変えることで高さ調節が可能です。
鉄材でこういう仕掛けがある物って珍しいですよね。
実際にランタンを掛けてみた
試しにレイルロードランタンを掛けてみました。
高さ調節のためのカラクリやアイアンや真鍮を曲線にする等、この辺りは大変な作業だと思うんですよねぇ(素人感想)
おお~いい感じ。これカッコいいですよ。
カクカクした無骨さだけでなく、曲線美も兼ね備えているランタンスタンド。
これぞ職人のなせる業って感じがします。
おわりに
商品を手にした第一印象が「丁寧に仕上げてるなぁ」でした。
実際に手に取れば、写真だけでは伝わらない職人さんの「ものづくり」の丁寧さや拘りを感じられると思います。
運よく在庫があったのですんなり手に入れられましたが、ハンドメイドで量産も厳しいと思うので、今後さらに火が付けば入手困難になる可能性もあると思います。
それくらいポテンシャルの高い商品だと思います。
購入方法は、今のところ直接メールで問い合わせるしかないので、気になる方や購入希望の場合はメールで問い合わせてみて下さい。
いや~刺身ってワサビの薬味に最高ですよねぇ?、、、え?逆ですか?
それではまた~。
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