どうも、スーパーの手作りケーキコーナーを毎回見入ってしまうカノカン⁺(@shinjuku-camper)です。
今回は人気の定番シングルバーナーのSOTO(ソト)『レギュレーターストーブ ST-310』のご紹介です。
このシングルバーナーは、以前にご紹介したasimocrafts(アシモクラフツ)の「a38grate RT」に別途付属品を購入すればドッキングさせることも可能になります。
最近だとリコール問題もあり、しばらく品切れ状態が続いていましたが、 ようやく入手できので、その使用方法や感想等レビューしてみました。
SOTO『レギュレーターストーブ ST-310』基本情報
外形寸法 | 幅166×奥行142×高さ110mm(使用時・本体のみ) 幅140×奥行70×高さ110mm(収納時) |
重量 | 330g(本体のみ) |
発熱量 | 2.9kW(2,500kcal/h) |
点火方式 | 圧電点火方式 |
材質 | 器具栓つまみ:ステンレス ゴトク:スチール ボンベホルダー・点火スイッチ:樹脂 |
使用時間 | 約1.5時間 |
付属品 | 収納ポーチ |
実は私が購入した『ST-310』はリコール対象でした。
リコールで新品のものが戻ってきました。
【リコール対象のロット番号】
21.05-000007 ~ 21.05-008156
21・05-010007 ~ 21.05-015006
上記ロット番号が当てはまる場合はこちらから手続きを行って下さい。→SOTOレギュレーターストーブ(ST-310)リコールについて
SOTO『レギュレーターストーブ ST-310』 レビュー
折り畳んで付属の収納袋にしまえばコンパクトに持ち運ぶことができます。
バーナー見るとワクワクしてテンション上がっちゃいますよねぇ。
プリムスの「ウルトラ・スパイダーストーブⅡ」程ではありませんが、こちらも手のひらサイズですね。
本体は330gと軽いものの、ずっしりとした重厚感があり、丈夫そうな印象です。
バーナー部分も大きめサイズです。
出力は2,500kcal/h なので一般的ではありますが、普通に使用するには十分な熱量です。
ゴトク外径は130mmです。
それなりに大きな鍋も置くことができます。
作りもしっかりしているのでダッチオーブンも置けそうですが、やはり重い物を扱う時は別途ゴトクがあった方が安全ですね。
ソト『レギュレーターストーブ ST-310』 組み立て方
組み立て方はとてもシンプルです。
まず「しゃ熱板」を横に移動させます。
これはガスボンベに熱が伝わらないようにする大事な部分です。
こんな感じですね。
ちなみにロット番号が書かれたシールは「しゃ熱板」の裏に貼ってあります。
ゴトク4本を開くようにスライドさせます。
「カチッ」っとロックされるまで動かしましょう。
ゴトクを4本ロックし、立たせれば完成です。
慣れれば2~3秒で組み上がります。
CB缶(カセットガスボンベ)取り付け方法
ここからはCB缶の取り付け方法を見ていきたいと思います。
まずは取り付け前に、つまみを右回りに動かなくなるまで回し、栓が完全に閉じていることを確認します。
栓が開いているとガスが漏れてしまうのでしっかり確認しましょう。
CB缶を本体にセットします。
本体の凸とCB缶の凹が合うように押し込みます。
このままではロックされません。
押し込みながら上に回転させると、本体とCB缶はロックされ、外れないようになります。
これでCB缶のセット完了です。
収納の際は、逆の手順で行えば簡単に外すことができます。
CB缶は震災以降統一されていて、他社メーカーの物も使用することも可能ですが、保証の対象外であったり、全て自己責任になってしまうので、緊急時以外はできるだけ同じメーカーの物を使用することをおすすめします。
ソト『レギュレーターストーブ ST-310』 点火・消火方法
点火方法
「器具栓つまみ」を左に回してガスを出します。
遊びが結構あるので「器具栓つまみ」を2~3回転位しないとガスは出ません。
「スーーーー」と音がするので分かると思います。
ガスを出し過ぎると点火できないので程々にしましょう。
「スーーーー」というガスが出る音を確認できたら、点火スイッチを「カチッ」とさせると点火します。
一度で点火しない場合は「カチッカチッ」と何度か試しましょう。
気温、気圧、風、湿度等でそれでも点火しない場合もあるので、その時はライターを使いましょう。
点火後は「器具栓つまみ」で火力調整を行ってください。
消火方法
「器具栓つまみ」を右に止まるまで回せば消火できます。
ソト『レギュレーターストーブ ST-310』 収納方法
黒い部分を下から押すとゴトク部分のロックが解除されます。
ロックしたまま無理矢理収納しないように気を付けましょう。
ロックを解除したら、組み立てと逆手順で行えば収納できます。
シリコンチューブ購入
ゴトク下部が熱伝導で熱くなるのと、滑り止めのために耐熱シリコンチューブを購入してみました。
そのまま取り付けようとしましたが、途中から全く動かなくなってしまったので一旦仕切り直し。
食用油をシリコンチューブに2~3滴流し込んでいます。
今度は簡単に装着することができました。
なんだろうか、、、一回り大きくなった印象です。
点火チェック
「点火スイッチ」が下に潜っていて、若干やりづらさを感じましたが、慣れれば問題なさそうですね。
それよりも、点火後の音が想像よりも静かだったことに驚きましたでした。
少し照明を落として火力上げてみました。
青い炎が高く舞い上がります。
火力を上げると、それなりに音も大きくなりますが、それでも静かな印象です。
ユニフレーム『fanマルチロースター』登場
久々にユニフレームの「fanマルチロースター」を使って、試しにトーストでも焼いてみたいと思います。
このギアは、キッズが大好きなお餅を焼くにも大活躍してくれます。
ちゃちゃっとセッティングして焼いていきます。
ちなみに赤丸部分の上半分が最初に焼けるので、片面でも上と下に向きを変えて焼くと均等に焼けます。
肝心のバーナーの使用感ですが、マルチロースターの幅は20cm程ありますが、『ST-310』の130mmのゴトク外径でも安定しています。
大体弱火~中火で焼きましたが、これ位の火力だとバーナーはほぼ無音でした。
率直な感想として「なるほどぉ、、、いいなこれ。これは売れる訳だ」と感じました。
現在の時刻23:30。いい感じに焼けました。
食べた物全て脂肪に変わりそうな時刻ですが、夜食にバタートーストとアイスコーヒーは最高に贅沢ですよね。
ソト『レギュレーターストーブ ST-310』の 気になる所
風の影響を受ける
強風で使用したことはありませんが、風防が無いので風の影響を諸に受けます。
とろ火も可能ですが、風防無しではすぐに消えてしまいそうですね。
風がある日に使用する場合は少し工夫が必要かもしれません。
点火装置がやりづらい
上記で慣れれば問題ないと言いましたが、改良されるとよりすばらしい商品になるかなと感じました。
対策としては、別途オプションで「ウィンドスクリーン」と「点火アシストレバー」も販売しているので、どうしても気になる方はこちらを購入してみるのもいいですね。
おわりに
今回はSOTO(ソト)『レギュレーターストーブ ST-310』のご紹介でした。
コンパクトに収納できながら、丈夫で大きめのゴトクなので、ソロでもファミキャンでも活躍できそうです。
風対策は必要なものの、使い方を工夫したり、オプションを購入すれば補えるので、評判通りのいい商品で大満足です。
今後は、asimocrafts(アシモクラフツ)の「a38grate RT」 にドッキングも試してみたいので、また入手できたらレビューしたいと思います。
食材の扱い方に迷ったら、とりあえず素揚げしておけば間違いないですよね?
それではまた~。
SOTO純正ガスボンベです。
ゴトク下部の火傷対策、滑り止めはこちら。
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