どうも、この間ペットショップでドーベルマンと出会い、本気で飼いたくなってしまったカノカン(@shinjuku camper)です。
ついに我が家にもフジカ・ハイペットが届きました。
今までコロナストーブを使用していましたが、火力が強すぎるのでもう少し小さいサイズで使い分けできればと思い、他のストーブを検討していく中でフジカ・ハイペットに辿り着きました。
思えば一昨年の12月頃、電話で「今からですと13ヵ月待ちですけどいいですか?」と言われ、一瞬悩みましたがそのままお願いすることに。
その後は「そういえば、、、あれどうなったかな?」と、聞いても分かるはずもない嫁ちゃんにn2ヵ月に1回位のペースで尋ねてみたり、要所要所で「そろそろ新しいストーブでも買おうか?」と弱めのボケを放り込んでみたりと、忘れては思い出し、思い出しては忘れるを繰り返す中、およそ12ヵ月半経った頃、突如サプライズ的に我が家にやってまいりました。
「何だかんだもっと早く届くだろう」と考えていた私の考えは甘く、実際はほぼ宣言通りの納期だった訳で、改めてフジカ・ハイペットの人気の凄さを再認識した次第であります。
では早速、点火方法や実際の使用感等含めレビューしたいと思います。
フジカ・ハイペット基本情報
点火方式 | マッチ又はライター |
使用燃料 | 灯油 |
最大燃料消費量 | 2.56kW |
暖房出力 | 2.56kW |
油タンク容量 | 3.6L |
燃焼継続時間 | 約12時間 |
標準適室 | 木造8畳(13.5㎡)コンクリート造10畳(16.5㎡) |
寸法 | 高さ432mm×幅330mm×奥行330mm |
重量 | 約5.5kg |
安全装置 | 耐震自動消火装置 転倒時無漏油自然鎮火・特殊構造タンク |
フジカ・ハイペットをレビュー
早速詳しく見ていきたいと思います。
フジカハイペットは電話注文の現金代引きのみになります。
他の選択肢はありません。
今の時代それはそれで面白いかと。
この段ボールは頑丈で定評なので、このまま収納箱として使用したいと思います。
カラーはブラックとホワイトがあります。
他には、反射板付きや整流リング付き(防風)やガラス管タイプがあります。
我が家はテント内での使用メインなので整流リング(防風)は必要ないですし、ガラス管も持ち運ぶのに気を使いそうなので、ホワイトの反射板付きモデルを選択。
ホワイトモデルを選んだ理由は、ホワイトモデルだけ天板がテンパーカラーを採用していた所が魅力的だったからです。
テンパーカラーとは?
テンパーカラーとは『焼き鉄色(やきがねいろ)』とも呼ばれ、金属に「焼き」を入れた際、様々な風合いに発色することを言います。ご使用状況に応じて一点一点個性的な風合いに変化する、テンパーカラーならではの『焼き味(やきあじ)』をお楽しみ下さい。
株式会社フジカ公式ウェブサイトより
写真の「Safetina」のステッカーは、転倒しても灯油が漏れない特殊な構造のタンクという意味です。
高度3000mでも問題なく使用可能で、ヘビーデューティー(激しい使用)にも耐えられる程、耐久性にも自信があるようです。また、ニオイや煙が少なく、静粛なのも特徴です。
安心の耐震自動消火装置付き。
強い揺れや転倒した際は自動で消火されます。
油量計に燃料キャップ。
燃料満タンで車で移動しても漏れの心配はありません。
こちらがテンパーカラーの天板です。いい焼き色が付いてます。
ん?黒く焦げてるって?、、、詳しくはこちらをご覧ください。
とまぁ、これも味ってことで。
お湯を沸かす時は天板のクッカーカバーを外して使用します。
大きい鍋等は天板ごと外してゴトクを使用した方が良さそうですね。
シンデレラフィットするゴトクはこちら
こちらが反射板です。
これがあればテントの隅っこにも置くことが可能になります。
コロナストーブと比べるとコンパクトなのが分かります。
持ち運ぶことが前提な場合は、フジカハイペットが良さそうです。
ただコロナストーブの火力は魅力的なので、氷点下キャンプの時はまだまだ活躍しそうです。自宅では毎年冬に稼働中。
フジカ・ハイペット点火方法
ポイント
初めて使用する場合や、シーズン最初の使い始めの時は燃料を入れた後、芯まで燃料が行き渡るまで10分~15分置いてから点火しましょう。
自動消火装置レバーをカチャっとするまで上に挙げます。
芯上下ツマミを時計周りに止まるまで回します。
コロナストーブは点火装置が付いますが、フジカハイペットは付いていないので点火の際、ライターかマッチが必要になります。
点火装備がある方が楽ですが、故障の原因になったりもするので、有か無しかは賛否が分かれる所。
私はどちらでもいいです。
キャンプに行けばライターは大体ありますし、万が一忘れたとしてもキャンプ場や近くのコンビニ等どこでも入手可能ですよね。
さっそく点火してみます。
燃焼筒ツマミを持ちながら上に挙げると芯が見えます。
矢印の部分が芯になるので、そこにライターで火を付けます。
徐々に火が回り、燃焼筒ネットが赤く染まっていきます。
5分~10分位経つと燃焼筒コイルや燃焼筒ネットが赤くなります。
とりあえず点灯はお終い。パチパチ。
点火後、炎の調整をします。
フジカ・ハイペット炎の調整方法
点火したまま10分位経つと、写真のように燃焼筒ネットから炎がはみ出てしまう状態になると思います。
これだと芯が出過ぎている状態なので、芯上下ツマミを「下・DOWN」反時計回りにゆっくりと回し、炎が燃焼筒ネットからはみ出ない位置まで調整しましょう。
逆に芯上下ツマミを下げ過ぎると燃焼筒ネットに暗くなる部分がある状態になってしまうので、全体的に赤くなるように芯上下ツマミで調整しましょう。
こんな感じですね。
燃焼筒ネット全体が綺麗に赤く染まり、炎がはみ出ていなければOKです。
これで炎の調整もお終いです。
後は基本放置。暖まるのを待つのみです。
石油ストーブは換気に気を遣おう
一酸化炭素中毒。石油ストーブを使用する上でこれだけは本当に気を付けなければなりません。我が家は念の為、違う種類の警報機は2個持っていくようにしています。
テント内で使用する場合は定期的に換気するように心掛けましょう。
消火方法
消火は芯上下ツマミを「下・DOWN」反時計回りに止まるまでゆっくりと回せば、芯が低く下がった状態になり、3分~5分で消火します。
ポイント
ツマミは急激に回すと立炎することがあるのでゆっくりと回しましょう。
フジカ・ハイペットを実際に使用した感想
前回のキャンプでテント内で初使用してみました。
外気温にもよりますが、ノルディスクのアルフェイム19.6サイズだと少し火力不足だと感じました。
アポロン位のサイズなら十分暖まりそうな感じです。
ストーブファンを乗せてたらまた違ったかもしれないですね。
少し値は張りますが、これなら間違いなさそうです。
外でも使用してみました。ストーブの前にいれば氷点下でも暖かかったですよ。
焚き火しながら、後ろにストーブ置いたら最強かも?
ストーブの下に敷いているのはアイアン工房のStove Coaster(ストーブコースター)です。
おわりに
若干の火力不足の課題は残りますが、やはり持ち運ぶにはこれくらいのサイズがいいですね。
まだ使い始めたばかりですが、キャンプ以外にも使用用途は沢山あるので、これから長い付き合いになりそうです。
私は13ヵ月待ちと言われましたが、時期やタイミングによっては納期がもっと早い場合や遅い場合もあると思います。
公式サイトはこちらから→株式会社フジカ公式ウェブサイト
気になる方は一度電話で確認してみて下さい。
この調子でいくと、口と鼻を出すのが下着を脱ぐ位恥ずかしい感じになりませんか?
それではまた~。
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